東大脳プリントがドリルになりました!
われわれは、子どもの能力がググッと伸びる様子を、教室で毎日見守っています。
そして経験上「その瞬間」には必ず感動がともなうことを知っています。
むしろ、感情が動かなければ能力は開花しないのではないか。
「文の会(ふみのかい)」では、そう考えています。
だからこそ、感動を巻き起こす教材とは何か?という問いかけを、
日々飽きることなく繰り返し続けているのです。
■その答えの一つが パズル である!
学力をぐんぐんと伸ばすことのできる子どもたちが、共通して身につけている感覚。それは「自己肯定感」だと思います。
自分のことを大切に思えるようになれば、「もっと学力をつけたい」と心が要求するようになるのです。
「勉強を楽しいと思える頭」これを「東大脳」と呼んでいます。
論理的な考察と試行錯誤によって複数の条件をクリアしていくこと。これが算数パズルの基本です。
正解にたどり着いたときには「できた!」と声をあげて子どもたちは喜びます。われわれが意識し、最も大切にしていることは、
算数の問題を解くことを通して子供達が達成感を得ることです。「できた!」という気持ちが「よし! 次!」という意欲を
わかせるのです。われわれはこれを「東大脳が作動している」と、そう認識することにしました。
■そうは言っても、このドリルの問題は決して簡単ではありません!
けれども「その瞬間」を迎えるために、絶対に欠かせないプロセスがあることを忘れてはいけません。
一つひとつ数え上げたり、図を描いたり、正解に至るまで試行錯誤を繰り返さなくてはならないのです。
あくまでも泥臭く、粘り強く、自分の手でやってみなくてはなりません。
この作業には「がまん」が必要だとも言えるでしょう。うまくいかないのに頑張り続けるには、「もういやだ!」
という気持ちと戦わなくてはなりませんから。「耐える力」を鍛えることも求められます。
子どもたち以上に、そばにいる大人にも「耐える力」が求められます。手を出さずに、口を挟まずに、見守ること。
それはとても難しいことです。私も親ですからその気持ちはいやというほどわかります。
せっかく一緒にいるのに、何のアドバイスも与えられないなんて…。いたたまれない気持ちで焦るようにフォローしてしまう。
これが親心というものでしょう。けれども答えを教えてしまっては元も子もありません。成長の機会を奪ってしまいます。
大人は子どもの体験を邪魔してはいけない。このことはしっかりと意識しなくてはなりません。むしろ必要なのは「励まし」です。
「もうすこしだ!そうそう、それでいい!」 子どもに希望を持たせる「言葉がけ」こそが重要なのです。
■子どもたちに「できる」喜びを伝えたい。
「やった、できた!」という感動を味わうこと、そして「よかったね、すごいね!」と共感してくれる大人がいるということ。
この体験は一生の財産(=心の支え)になるということを、われわれは知っています。
『東大脳 さんすうドリル』は、文の会が毎日の授業で使っている「東大脳プリント」のいわばエッセンスともいえる自信作です!
それは「この教材を使えば、必ず子どもたちに気づきがあるはずだ」という自信です。
どうか親御さんも、お子さんに『さんすうドリル』をお与えになったら、堂々と傍観(笑)していてください。
お子さんは必ずやりとげてくれますから!
『東大脳さんすうドリル』の特徴
1:「解けそうで解けない問題」にチャレンジ!
簡単な問題を解いても、達成感は得られません。問題が難しいからこそ、解けたときに嬉しいのです。
しかし一方で、解けないまま終わってしまっても、やはり達成感は得られません。
だからこそ、このドリルには特別な発想や才能が必要な問題も入れていません。計算編なら何度も計算する、
図形編なら手を動かして図形を並べ替える。そうやって、取り組み続ければ必ず解ける問題のみを収録しています。
解けそうで解けない、でも頑張れば解ける。その絶妙なバランスが、「東大脳」を刺激するのです。
2:シールをはって達成感!
ドリルを最後までやりとげるには、長い戦いになるでしょう。それでも少しずつ先に進めていくためには、
小さな達成感が必要です。本ドリルは、1ページずつで完結する形式になっています。そして、その1ページが終わったら、
付属の「赤門シール」をはってください。
少しずつでも、「できた」を形にしていくこと。それが最後まで続ける秘訣です。
3:算数の“センス”を育てよう!
算数のセンスとはなにか。それは、生まれ持った才能ではなく、算数で扱うものに対する、“イメージの豊かさ”です。
そしてその“イメージの豊かさ”は、数字なら数字、図形なら図形と「触れ合った時間」に比例します。
本ドリルは、単純に問題を解いて楽しむだけでなく、数字や図形とさまざまな面から触れ合い、
それらに対する豊かなイメージをつくり、算数の“センス”を磨いていくことを目的としています。
既刊案内・サンプル
『文の会式 東大脳さんすうドリル』
パズルや迷路で計算力をアップしよう!
・パズルや迷路を解くなかで、いつのまにかたくさん計算練習ができます。
・単なる“計算”ではなく、数を“あわせる”“わける”といった、数字を扱うイメージが身につきます。
『文の会式 東大脳さんすうドリル 図形編』
パネルを使って図形のセンスを身につけよう!
・付属の切り取りパネルを使って、実際に手で図形を動かして考えることができます。
・算数によく出る“基本的な図形(正方形や正三角形など)”が何度も繰り返し登場するので、それらの図形の特徴が感覚的に身につきます。
切り取りパネルを紛失された場合
切り取りパネルを紛失された場合は、以下のリンクからダウンロードしてください。(PDF形式です)1ページ目(A〜F)
2ページ目(G〜J)
3ページ目(K〜R)
4ページ目(S〜X)
5ページ目(Y〜Z、ア〜ウ)
6ページ目(エ〜ク)
7ページ目(ケ〜チ)
8ページ目(ツ〜ネ)